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はじめに

 アサリをはじめとして、貝類や海藻類などの定着性水産動植物に対する資源管理は、従来、それぞれの漁業協同組合ごとに定められた行使規則等により行われてきました。これらの管理手法は、漁業者の皆さんが長い間漁業に従事されてきた中で培われた、貴重な経験に基づいて定められたものです。しかし、このような漁業者の皆さんの不断の努力にもかかわらず、資源の減少に歯止めがかからなかったり、その状態の不安定な種類があることもまた事実です。そこで、対象動植物の生活サイクルを解明し、それにそった資源管理手法に改善していく必要があります。
 季報第56号では、海洋センターが舞鶴湾で実施したアサリ調査の結果から得られた本種の生活サイクルや、資源の変化などについて報告させていただきました。これらの調査結果から、より科学的データに基づいた資源管理の手法を検討し、漁業者の皆さんがこれまでに培われた経験的管理手法と併せて、より効果的なアサリの資源管理について考えてみました。
なお、資源管理の手法には、(1)漁獲方法に関する制限、(2)操業回数に関する制限、(3)漁獲物のサイズに関する制限、(4)操業時期や場所の制限、(5)漁獲量の制限、及び(6)漁場環境の保全や改善など色々と考えられます。本編では、これらのうち、特に親貝や稚貝の保護に対する操業時期や場所の制限の他、漁場環境の保全や改善を中心とした資源管理手法について検討しましたので報告します。
 
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