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3)「京都方式」尾肢切除の有効性
1有効切除部位について
  切り取った尾肢の暗赤色の現れ方は有効な標識指標として用いられると考えられましたが、暗赤色の現れ方が個体により違いました。そこで、尾肢の切り取り方を3段階に変えて、14週間にわたり飼育試験を行い、暗赤色の出方を観察しました。
飼育試験には平均体長72.4mmのクルマエビの左側の尾肢を図5のように切り取りました。
??  切り取りは尾肢の第2節の基部から全て(100%切除区)、尾肢中央部にある暗赤色部分を含めた尾肢先端から基部の近くまで (80%切除区)、一部の暗赤色部分を含めた尾肢の半分(50%切除区)の3段階です。また、尾肢切除区と比較するため、尾肢を切り取っていないクルマエビも同時に飼育しました。 飼育試験の期間は平成8年1月12日から4月19日までの14週間です。切り取られた尾肢の回復状況の結果は図6のようになりました。
??  「50%切除区」は2週間目には約80%まで回復し、肉眼的には切り取った尾肢の確認はできなくなりました。一方、「80%切除区」「100%切除区」においては2週間目に約60%まで回復しましたが、一見して区別できました。その後、4週間目には約80%まで回復し区別できなくなりました。この結果、切り取った尾肢の大きさを指標とした場合には約1ヶ月、2回の脱皮で肉眼的に識別が困難になることが再確認されました。

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