ページの先頭です。

共通メニューをスキップする

京都府トップページへ

キーワード検索

府政情報 | 暮らし・環境 | 教育・文化 | 健康・福祉・人権 | 産業・しごと | 地域振興 | 京都の魅力・観光

ここまでが共通メニューです


サイト内の現在位置です: 京都府トップ農林水産業海洋センター

 
 
1 アカアマダイの仲間達
 最初から堅苦しい話になって恐縮ですが、アカアマダイは分類学的にはアマダイ科のアマダイ属に属してます。栽培漁業の対象種として先輩格にあたり、同じ高級魚としてランク付けされているマダイとは、呼び名は似ていますが、こちらはタイ科のマダイ属に属しており、アカアマダイとマダイは別々のグループに属しています。
 それでは、アカアマダイの仲間にはどのような魚がいるかといいますと、アカアマダイを含めて次のとおりです。
1 アカアマダイ、2 キアマダイ、3 シロアマダイ 4 ハナアマダイ、5 スミツキアマダイ、以上の5魚種です。
 このうち、一般消費用として市場に出回っているアマダイは、アカアマダイ、キアマダイおよびシロアマダイの3種です。さらに、通称丹後海と呼ばれる若狭湾西部海域で漁獲されているのはアカアマダイだけです。 ただし、関西はアマダイの一大消費地になっており、アカアマダイだけでなく、その他のアマダイも出回っていますので、ここでは、本州周辺で漁獲され比較的消費量が多い、アカアマダイ、キアマダイおよびシロアマダイの区別の仕方について簡単に説明します。
 区別の仕方については、尾鰭や背鰭の模様の違いや、眼の大きさの違いなどから総合的に判断しますが、一番の区別点は、図1のとおり眼の周辺部にある斑状または帯状の模様があるかないかで判断します。
 
アカアマダイ:眼の下に銀白色の三角形斑があります。
キアマダイ:眼の下に銀白色の帯が一本あります。
シロアマダイ:眼の周辺に斑および帯状のものがありません。
図1 アマダイ類の区別の仕方
なお、ハナアマダイとスミツキアマダイは、比較的最近に新種のアマダイとして沖縄近海や東シナ海から報告された魚種です。
 

次の章
前の章


ページの先頭に戻る

お問合せ先一覧 | サイトマップ | ご利用案内 | 個人情報の取扱い | 著作権・リンク等 | このサイトの考え方

Copyright (C) Kyoto Prefecture. All Rights Reserved.