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小型魚を保護するための方策
 (1) なぜ小型魚が漁獲されてしまうのか?
図5 目合の2脚長。「キス網」の14節と実験に使った9節、8節、7節の目合。
 ヤナギムシガレイの漁場は、春漁期(4〜5月)には水深約110〜120 m域、秋漁期(9〜10月)には水深約140〜150 m域に形成されます。最も水揚げが多い秋漁期の漁場は、ニギス(沖ギス)の漁場でもあります。このことから、ヤナギムシガレイ漁には同時にニギスも漁獲できるように、通称「キス網」と呼ばれる漁網が使用されています。「キス網」はコッドエンド(魚捕り部)の目合が14節で、底曳網が使用する漁網の中では最も小さい目合となっています。ちなみに、「キス網」の14節とは、目合を伸ばした状態で、その長さ(2脚長:図5)が約2cmです。
 このように、目合の小さい「キス網」を使って漁を行った場合には、図2に示したように体長10cm未満の小さなものまでが網の中に残り、漁獲物として船上に揚げられてしまうわけです。

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