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2.京都府のアマモの実態
 京都府沿岸でアマモが比較的よくみられるのは舞鶴湾、宮津湾、阿蘇海、久美浜湾です。分布している海域の大きな特徴は、波浪などの海況の変化が少ない穏やかな内湾であることです。ですから、海況の変化の大きい外海に面している海域には分布していません。また、生育条件に必要な水温、塩分は著しく極端な状態でない限り特に問題はないようです。
 京都府のアマモ群落の分布の変遷について、これまでから比較的よく調べられている舞鶴湾で昭和37年、昭和48年、平成5年と年代を追って群落の消長をみてみました。調査方法や調査場所等に違いはありますが、年代別にアマモの群落の分布域をみてみますと図2のようになります。
 アマモの群落は、昭和37年は西湾の湾奥の新宮から大君、青井にかけて、乙島、捻松鼻及び長浜でみられました。昭和48年は西湾の大君から喜多、和田から二見、捻松鼻から白浜、乙島、牛渡し東及び東湾の朝来川河口の南に分布域がありました。平成5年は西湾の大君から喜多にかけてと湾口に近い大丹生の南に分布していました。調査場所数や場所が同じでないので単純に比較することは難しいのですが、年代が進むに従い、アマモの群落域はやや減少の傾向がうかがえます。減少の原因は埋め立てや流入する河川水の水質の悪化などもその一因ではないかと思われます。
 また、宮津湾、阿蘇海、久美浜湾などにおいてもアマモの分布域が減少しているといわれています。
 
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