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魚礁の高さと蝟集力

蝟集している魚群と魚礁の高さを新井崎沖(図1)に設置してある魚礁で調査しました(図4)。魚礁の高さ(魚探の実測値で実際の魚礁の高さとは違う)は1m、4m、6m、10mで、礁が低いと大きな魚群は蝟集しませんでしたが、礁が高くなるに従い大きな魚群が付くことが分かりました。これまでからも礁の上の方には浮き魚(アジ、サバなど)が付きやすいと言われてきましたし、魚礁調査でROV(水中ビデオカメラ)で観察してもアジなどが礁の上方に分布している状況が映し出されています。礁が高いと湧昇流が大きくなり、それに伴い、プランクトンが礁上に集まりやすく、それを餌とするアジなどが蝟集しやすくなると報告されています。
 今後、魚礁を設置する場合には、対象とする魚種によっては高さを考慮することも検討していく必要があります。
図4 新井崎沖における魚礁の高さ(魚探による実績値)と魚群の大きさ  


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