宮津湾におけるトリガイの資源量と漁獲量の予測
藤原 正夢、西広 富夫、久門 道彦、内野 憲
宮津湾においてトリガイ漁期前後の6月と9月に、貝桁網により湾内17定線で10分間の曳網調査を行った。調査時のトリガイ採捕個数とその後のトリガイ初期資源個数および漁獲個数との関係を調べたところ、いずれも強い正の相関関係が認められた。9月調査時に採捕された翌年漁期に漁獲サイズに達する貝の1定線当たりの平均個数(X9)と翌年の初期資源個数(N0)との関係は
N0=15,627X9-1,025(R2=0.8423)
の回帰式で表された。したがって、年変動が著しい宮津湾におけるトリガイの推定資源個数を、漁期約10ヵ月前の調査により、予測できることが明らかになった。
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