種子植物種子植物 トチカガミ科
イバラモ
Najas marina L.
| 京都府カテゴリー | 絶滅寸前種 |
|---|---|
| 2002年版 | 絶滅寸前種 2002年版を参照する |
| 環境省カテゴリー | なし |
| 近畿レッドデータブックカテゴリー | 絶滅危惧種C |
| 選定理由 | かつては琵琶湖･淀川水系の水域を中心に各所に見られたが、現在の生育場所は限定される。 |
|---|---|
| 形態 | 葉のとげが著しい一年生の沈水植物。雌雄異株。 ◎参照 日本の野生植物 草本Ⅰ（平凡社）18、原色日本植物図鑑 草本編Ⅲ（保育社）405、日本水草図鑑（文一総合出版）52 |
| 分布 | 北海道、本州、四国、九州、世界に広く分布。 ◎府内の分布記録区域 京都市域、山城地域。 |
| 生存に対する脅威 | 水質の汚濁、池沼の埋め立て、改修工事。 |
| 必要な保全対策 | 水質汚濁の防止。 |
| 特記事項 | 府内で最も多産したと思われる巨椋池からは干拓により絶滅した。琵琶湖に多産するために琵琶湖・淀川水系には今後も供給される可能性はあるが、水質の悪化等が進行すれば集団を持続できないおそれがある。 |
執筆者 角野康郎
.gif)