種子植物種子植物 ナス科
アオホオズキ
Physaliastrum japonicum (Franch. et Sav.) Honda, Physaliastrum savatieri (Makino) Makino
| 京都府カテゴリー | 絶滅危惧種 |
|---|---|
| 2002年版 | 絶滅危惧種 2002年版を参照する |
| 環境省カテゴリー | 絶滅危惧Ⅱ類（VU） |
| 近畿レッドデータブックカテゴリー | 準絶滅危惧種 |
| 選定理由 | 湿り気のある林中にはえる多年草で、南丹地域にわずかに生育しているのみ。 |
|---|---|
| 形態 | 茎は軟らかく、高さ30～60cm、まばらに軟毛がある。葉は長楕円形で、両面にごくまばらに短毛がある。6～7月に花冠が淡緑色、径1.5～2cmの花が開く。果実は緑色の楕円形で、萼は果実よりやや長く、熟しても果実は萼の外に出ない。 ◎参照 日本の野生植物 草本Ⅲ（平凡社）94、原色日本植物図鑑 草本編Ⅰ（保育社）156、f. 51: 3 |
| 分布 | 本州（関東以西）、四国、九州。 ◎府内の分布記録区域 南丹地域東北部。 |
| 生存に対する脅威 | 森林伐採、道路工事、シカの食害（調査不充分）。 |
| 必要な保全対策 | 自然度の高い林を保護する。 |
| その他 | 日本固有種 |
執筆者 高木俊夫、光田重幸
.gif)