ホーム > 京都府レッドデータブック2015

京都府レッドデータブック2015

文字の大きさ

トップページ野生植物種子植物 > ヒメヒゴタイ

種子植物のアイコン種子植物
種子植物 キク科

ヒメヒゴタイ

Saussurea pulchella (Fisch. ex Hornem.) Fisch.
京都府カテゴリー

絶滅危惧種

2002年版 絶滅危惧種 2002年版を参照する
環境省カテゴリー 絶滅危惧Ⅱ類(VU)
近畿レッドデータブックカテゴリー 絶滅危惧種A
ヒメヒゴタイ

掲載項目の解説をみる

選定理由

北部地域、中部地域に記録はあるが、産地、個体数がきわめて少ない。

形態

日当りのよい山野の草地や岩場にはえる多年草。茎は直立して、高さ120cm前後。葉は互生し、長さ12~18cm、下部のものは深く羽裂し、両面に細毛がある。茎は上部で分枝し、8~10月に紫色の多数の頭花を付ける。

◎参照 日本の野生植物 草本Ⅲ(平凡社)221、原色日本植物図鑑 草本編Ⅰ(保育社)25、f. 8: 1

分布

北海道、本州、四国、九州、朝鮮半島南部、中国大陸東北部、サハリン(樺太)、東シベリア。

◎府内の分布記録区域 丹後地域、中丹地域(現状不明)、南丹地域(絶滅に近いが、現状不明)、京都市域(絶滅)。

生存に対する脅威

植生の遷移、草地開発。

必要な保全対策

自然にまかせず、草地の草刈り・管理をしないと維持できない。施設で系統保存を図る段階の植物である。

特記事項

かつては胡麻付近(現京丹波町)の道端草地にもかなり生育していた。今は確認できない。

種子植物の文献一覧

執筆者 高木俊夫、光田重幸

トップページ野生植物種子植物 > ヒメヒゴタイ

京都府レッドデータブックに掲載されている野生生物や地形・地質、生態系などに関する情報がありましたら、情報提供フォームからお寄せください。

情報提供フォーム

お問い合わせ先:京都府環境部自然環境保全課
TEL:075-414-4706 FAX:075-414-4705
E-Mail:[email protected]
〒602-8570 京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

ページの先頭に戻る