種子植物種子植物 オオバヤドリギ科
マツグミ
Taxillus kaempferi (DC.) Danser
| 京都府カテゴリー | 準絶滅危惧種 |
|---|---|
| 2002年版 | 準絶滅危惧種 2002年版を参照する |
| 環境省カテゴリー | なし |
| 近畿レッドデータブックカテゴリー | なし |
| 選定理由 | 府内の産地や個体数が、近年急に少なくなった。 |
|---|---|
| 形態 | アカマツ、モミなどの針葉樹林の枝に寄生する低木。葉は革質、細い長楕円形で全縁。花は筒状で赤色、夏に咲く。果実は球形で赤く熟す。 ◎参照 日本の野生植物 木本Ⅰ（平凡社）101、原色日本植物図鑑 木本編Ⅱ（保育社）224 |
| 分布 | 本州（関東以西）、四国、九州。 ◎府内の分布記録区域 全域に分布していたと考えられるが、現在確認できるのは丹後地域、南丹地域、山城地域のそれぞれ一部にとどまる。 |
| 生存に対する脅威 | アカマツによく寄生しているのを見たが、近年アカマツが虫害で多く枯れたこととの関係が考えられる。 |
| 必要な保全対策 | よく実物を知って、寄生した木は残すよう配慮する。 |
| その他 | 日本固有種 |
執筆者 西沢信一、澤田徹
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