種子植物
種子植物キク科

カワラハハコ

Anaphalis margaritacea (L.) Benth. et Hook. f. subsp. yedoensis (Franch. et Sav.) Kitam.

選定理由	府内ではもともと非常にまれな植物であるが、2002年版レッドデータブックではもれていた。府内では南丹地域にのみわずかな個体が残っていると見られる。
形態	ヤマハハコに似ているが、葉の表面に綿毛が多く、茎は分岐が多い。通常河川の氾濫原砂礫地にはえる。 ◎参照　日本の野生植物草本Ⅲ（平凡社）204、原色日本植物図鑑草本編Ⅰ（保育社）75
分布	北海島、本州、四国、九州。 ◎府内の分布記録区域　南丹地域。中部地域と南部地域から報告はあるが、現状不明である。
生存に対する脅威	河川改修、園芸採集。
必要な保全対策	再発見されれば、種子繁殖を考慮する段階にある。
改訂の理由	「選定理由」に同じ。
その他	日本固有亜種

執筆者　山本義則、澤田徹

絶滅寸前種 新規