昆虫類
鞘翅（コウチュウ）目カッコウムシ科

ヤマトヒメメダカカッコウムシ

Neohydnus hozumii Naane, 1981

選定理由	産地は自然状態の残る河原に局限される。ただし産地では現在、個体数はきわめて多い。
形態	原色日本甲虫図鑑（Ⅲ）（保育社 1985）PL. 25、No. 1を参照。体長5.0mm内外、黄褐色だが胸部は黒から赤と変化する。頭部は横じわと小点刻を密にそなえる。
分布	本州、九州。 ◎府内の分布区域　宇治市（木幡池、宇治川）、八幡市（木津川）、井手町、木津川市（泉大橋）。
生態的特性	アシ原に固有。中部日本から九州にかけて、河原のアシ原でのみ記録されている。成虫は敏速に飛ぶ。
必要な保全対策	自然状態の残る河川の保全。
その他	日本固有種

執筆者　高橋敞

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