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レッドデータブック2015に移動する カンムリベニシダ　Dryopteris kammurijimensis Mitsuta +　基礎データ　+ 項目の解説..... 分類群 シダ植物 科名 オシダ科 +　カテゴリー　+ (各カテゴリーをクリックすると解説を表示します) 京都府カテゴリー 準絶滅危惧種 環境省カテゴリー なし +　詳細　+ 項目の解説..... 選定理由 個体数は20株程度。産地は一ヶ所であり、空中湿度の低下にやや弱い。 分布 京都府（冠島）。 生存に対する脅威 空中湿度低下。 必要な保全対策 全国でただ一ヶ所、京都府冠島の原生林に知られる。当面心配はないが、現地の森林を現状のまま保全する必要がある。 特記事項 未発表の種であるため、他のレッドリストには言及が無い。 形態 有性生殖種のハチジョウベニシダと、無融合生殖種のマルバベニシダとの雑種から派生したと見られる独立種。形態的に両種の中間である。胞子は正常で、無融合生殖型。 ◎近似種との区別 ベニシダに比べて葉質やや厚く、ソ−ラスは中肋寄りにつく。マルバベニシダに比べて全体大型、葉柄基部の鱗片は濃色。 ◎参照　光田京都植物25（3）；11-13（2000），同自然と環境3；1-3（2001） その他 日本固有種 執筆者：光田　重幸

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