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ミズネコノオ Eusteralis stellata (Lour.) Murata

+ 基礎データ +

項目の解説.....
分類群 種子植物
科名 シソ科



+ カテゴリー +

(各カテゴリーをクリックすると解説を表示します)
京都府カテゴリー 絶滅寸前種
環境省カテゴリー 準絶滅危惧(NT)
近畿レッドデータブックカテゴリー 準絶滅危惧種


+ 詳細 +

項目の解説.....
選定理由 水田や低湿地にはえる軟弱な一年草で、水田環境の悪化により生育が少なくなる。
形態 茎は軟らかく高さ15〜50cm。茎の中程で多くの枝を出す。葉に毛はなく、長さ2〜6cm手4〜6枚が輪生する。花は8〜10月、茎先とえだ先に花穂を出し、小花は白色または淡紅色。
◎近似種との区別
ミズネコノオは一年草で地下茎はない。

◎参照 原色日本植物図鑑草本草本I:No.425,日本の野生植物III:83頁
分布 本州、四国、九州、朝鮮半島、中国大陸、台湾、東南アジア、インド、オーストラリア。
◎府内の分布区域
北部地域。
生育地の現状 水草とともに姿を消し、ごく稀にしか見られない。
生存に関する脅威 水田の除草剤の使用、水質の汚染。
必要な保全対策 水質の悪化を阻止する必要がある。
特記事項 Dysophylla verticillata Benth.としてある本があるが、上記の学名が正名である。


執筆者:高木 俊夫・村田 源
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