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ヒメシャガ Iris gracilipes A.Gray

+ 基礎データ +

項目の解説.....
分類群 種子植物
科名 アヤメ科



+ カテゴリー +

(各カテゴリーをクリックすると解説を表示します)
京都府カテゴリー 絶滅寸前種
環境省カテゴリー 準絶滅危惧(NT)
近畿レッドデータブックカテゴリー 絶滅危惧種A


+ 詳細 +

項目の解説.....
選定理由 府内ではもともと自生地が少ないのに加えて、観賞用に採取されることによりほとんど見られなくなった。現状では絶滅の恐れが高い。
形態 山地のやや乾燥した林内や岩上にはえる多年草。葉は薄くて革質、冬には枯れる。花茎は細く高さ15〜30cm、2〜3個の苞葉があって分枝し、5〜6月に淡藍紫色で径4〜5cmの花を数個つける。花被片は全縁で、外花被片の中央は白く、紫色の脈と黄斑がある。果実はほぼ球形で径約8mm、先端から3裂する。
◎近似種との区別
同属のシャガでは葉が常緑で大型、光沢があり、花は大きく白色で紫斑があるのに対して、本種では葉が小型で冬には枯れ、光沢はない。花は小さく淡藍紫色である。シャガは3倍体植物で結実しないが、本種はよく結実する。

◎参照 原色日本植物図鑑草本III:No.139,日本の野生植物I:61頁,京都府草木誌:112頁,京都植物24(6):11頁
分布 北海道(西南部)、本州、四国、九州(北部)。
◎府内の分布区域
中部地域、南部地域(京都市)。
生存に関する脅威 森林開発、園芸用採取などが減少の主要因である。
必要な保全対策 園芸用採取は厳に慎まなければならない。
その他 日本固有種


執筆者:田中 徹
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