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アオテンナンショウ Arisaema tosaense Makino

+ 基礎データ +

項目の解説.....
分類群 種子植物
科名 サトイモ科



+ カテゴリー +

(各カテゴリーをクリックすると解説を表示します)
京都府カテゴリー 絶滅寸前種
環境省カテゴリー なし


+ 詳細 +

項目の解説.....
選定理由 京都府内では唯一、鷲峰山との記録(竹内,1962)があるのみで、近年の確認情報はない。
形態 山地林下にはえる多年草。偽茎は長さ18〜40cm。全体が緑色。葉は普通2個、小葉は鳥趾状に7〜11個、楕円形−長楕円形、縁にはしばしば鋸歯があり、先は普通糸状。仏炎苞は緑色、口辺部は外曲。舷部は卵形で先が次第に糸状となり長く垂れ下り全長30cm、下部は筒状。花序の附属体は太い棒状、先は円く径6〜10mm。
◎近似種との区別
仏炎苞の先が糸状に伸びる点でムロウマムシグサ(キシダマムシグサ)に似るが、アオテンナンショウは小葉の数が多いこと、仏炎苞が紫褐色を帯びないことなどで区別できる。

◎参照 原色日本植物図鑑草本編III:No.334,日本の野生植物I:135頁
分布 本州(岡山県)、瀬戸内(淡路島、厳島、周防大島)、九州。(大橋,1983)
◎府内の分布区域
南部地域(相楽地域)。
生存に関する脅威 府内では本来希少種である。林道や登山道の新設及び拡幅。山地の管理放棄が絶滅への要因と考えられる。
必要な保全対策 一般には同属のものとの区別が難しく、希少種と気づかぬまま諸工事の犠牲となりやすい。林道の新設や拡幅に先立つ詳細な生物調査が必要である。
その他 日本固有種

文献:竹内(1962)  
執筆者:津軽 俊介
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