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ナガエミクリ Sparganium japonicum Rothert

+ 基礎データ +

項目の解説.....
分類群 種子植物
科名 ミクリ科



+ カテゴリー +

(各カテゴリーをクリックすると解説を表示します)
京都府カテゴリー 絶滅寸前種
環境省カテゴリー 準絶滅危惧(NT)
近畿レッドデータブックカテゴリー 準絶滅危惧種


+ 詳細 +

項目の解説.....
選定理由 河川改修や水質汚濁の進行で生育地が減少している。
形態 多年生の抽水植物であるが、流水中ではしばしば沈水形をとり、流れになびいている。
◎近似種との区別
沈水形が時々セキショウモと誤同定されるが、葉脈の規則正しい網目模様と鋸歯を欠くことでミクリ類であることがわかる。正確な種の同定には花序が必要である。花序は分枝しない。下部の雌生頭花が腋生であることによりヤマトミクリと識別できる。

◎参照 原色日本植物図鑑草本III:420頁,日本水草図鑑:80頁
分布 北海道、本州、四国、九州、アジア極東地域。
◎府内の分布区域
中部地域。
生態的特性 溜池などの止水域よりも河川や水路の流水域に生育することが多い。特に湧水のある水域に多産する。
生存に関する脅威 水路の改修工事、水質汚濁。


執筆者:角野 康郎
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