ページの先頭です。

共通メニューをスキップする

京都府トップページへ

府政情報 | 暮らし・環境 | 教育・文化 | 健康・福祉・人権 | 産業・しごと | 地域振興 | 京都の魅力・観光

ここまでが共通メニューです


サイト内の現在位置です: 京都府トップ環境・自然・動植物京とあーすレッドデータブック

階層ナビゲーション
 ボタン野生生物種を見る   ボタン地形・地質・自然現象を見る   ボタン自然生態系を見る   ボタン 検索 

 トップページ > 野生生物種 > 種子植物 > イガガヤツリ

 レッドデータブック2015に移動する

イガガヤツリ Cyperus polystachyos Rottb.

+ 基礎データ +

項目の解説.....
分類群 種子植物
科名 カヤツリグサ科



+ カテゴリー +

(各カテゴリーをクリックすると解説を表示します)
京都府カテゴリー 絶滅寸前種
環境省カテゴリー なし


+ 詳細 +

項目の解説.....
選定理由 加悦町(1932.9.26)、網野、西舞鶴(村田,1995)の3ヶ所で標本が採集されたのみで、近年の確認情報はない。
形態 主に海岸にはえる多年草。茎は硬く小さな株をつくり、高さ10〜50cm。花序は多くは頭状に集まる。小穂は線形、扁平、長さ1〜2.5cm。幅1.5mm、普通一部が血赤色を帯びる。果実は鱗片の半長で狭倒卵形、上端はやや切形となる。
◎近似種との区別
特に似たものはないが、小穂が頭状に集まる点でカワラスガナがやや似ている。カワラスガナの小穂は幅が広く、幅2.5〜3.5mm、先は鈍い。イガガヤツリの小穂は幅が1.5〜2mm、先が尖る。

◎参照 原原色日本植物図鑑草本III:248頁,日本の野生植物I:182頁
分布 本州(関東地方以西)、四国、九州、琉球、台湾、朝鮮半島南部、全世界の亜熱帯〜熱帯。
◎府内の分布区域
北部地域。
生存に関する脅威 海岸の開発。河川敷の開発や改修。
必要な保全対策 外見は目立たず、希少種と気づかれぬまま開発の犠牲となりやすい。諸開発に先立つ詳細な生物調査が必要である。


執筆者:津軽 俊介
    トップページ > 野生生物種 > 種子植物 > イガガヤツリ

ページの先頭に戻る

お問合せ先一覧 | サイトマップ | ご利用案内 | 個人情報の取扱い | 著作権・リンク等 | このサイトの考え方

Copyright (C) Kyoto Prefecture. All Rights Reserved.