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 トップページ > 野生生物種 > 種子植物 > ヌマハリイ(オオヌマハリイ)

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ヌマハリイ(オオヌマハリイ) Eleocharis mamillata Lindb. fil. var. cyclocarpa Kitag.

+ 基礎データ +

項目の解説.....
分類群 種子植物
科名 カヤツリグサ科



+ カテゴリー +

(各カテゴリーをクリックすると解説を表示します)
京都府カテゴリー 絶滅寸前種
環境省カテゴリー なし
近畿レッドデータブックカテゴリー 絶滅危惧種C


+ 詳細 +

項目の解説.....
選定理由 産地限定、個体数も少ない。府内では芦生(村田,1995)とあるのが唯一の記録。
形態 池のほとりにはえる多年草。長い走出枝がある。茎は太く軟質で乾けば扁平となる特性がある。小穂は茎頂に1個、鉄錆色で長さ1〜3cm、幅3〜6mm。果実は倒卵円形、長さ1.5〜2mm、断面は両凸レンズ状、黄褐色、少し光沢がある。刺針は6個,果実の2倍長で下向きにざらつく。
◎近似種との区別
スジヌマハリイがよく似ている。ヌマハリイより茎は硬く、稜がある。果実はより小さく長さ1〜1.3mm、広倒卵形。砂質の湿地にはえる。

◎参照 原色日本植物図鑑草本III:229頁,日本の野生植物I:173頁
分布 北海道、本州、九州、朝鮮半島、ウスリ−、中国大陸(東北部)。
◎府内の分布区域
中部地域。
生存に関する脅威 湿地開発。
必要な保全対策 本種はほとんど目立たず、希少種と気づかれぬまま絶滅へと追込まれる事態を恐れる。湿地を生育地とする植物にとっては湿地はなくてはならない環境である。湿地の開発に先立つ詳細な生物調査が必要である。

文献:村田(1995) 
執筆者:津軽 俊介
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