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アゼテンツキ Fimbristylis squarrosa Vahl

+ 基礎データ +

項目の解説.....
分類群 種子植物
科名 カヤツリグサ科



+ カテゴリー +

(各カテゴリーをクリックすると解説を表示します)
京都府カテゴリー 絶滅寸前種
環境省カテゴリー なし
近畿レッドデータブックカテゴリー 絶滅危惧種A


+ 詳細 +

項目の解説.....
選定理由 産地が限られ、標本の採集例も極めて少なく、野間、丹後久僧海岸の2ヶ所が知られているだけである。近年の確認情報もない。
形態 平地の畑、田の畦などにはえる小形の1年草。茎は細く高さ10〜20cm。葉は柔らかく糸状。幅0.5mm。小穂は広披針形、長さ4〜10mm、幅1.5mm。鱗片には外曲する長芒があり剛毛があるように見える。果実は淡褐色、レンズ形、倒卵形、平滑、長さ0.7mm。花柱の基部に果実の上半にかかる長毛がある。
◎近似種との区別
メアゼテンツキは似ているが、鱗片の芒が短く直立。コアゼテンツキは似ているが高さ5〜15cm、鱗片が凹頭、花柱の基部に長毛がない。

◎参照 原色日本植物図鑑草本III:No.382,日本の野生植物I:175頁
分布 北海道、本州、四国、九州、全世界の暖帯〜熱帯。
◎府内の分布区域
北部地域(丹後地域)。
生存に関する脅威 農耕地帯が主な生育地であり、過去における農薬の使用が大きな脅威をもたらしたものと考えられる。農地の開発や圃場整備も脅威の要因である。
必要な保全対策 農地転用や圃場整備に先立つ詳細な生物調査が必要である。


執筆者:津軽 俊介
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