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セツブンソウ Eranthis pinnatifida Maxim. (=Shibataranthis pinnatifida (Maxim) Satake et Okuyanoa)

+ 基礎データ +

項目の解説.....
分類群 種子植物
科名 キンポウゲ科



+ カテゴリー +

(各カテゴリーをクリックすると解説を表示します)
京都府カテゴリー 絶滅危惧種
環境省カテゴリー 準絶滅危惧(NT)
近畿レッドデータブックカテゴリー 絶滅危惧種A


+ 詳細 +

項目の解説.....
選定理由 個体数は多いが生育地が限定されており最近少なくなっている。
形態 小さな多年生草本で、根出葉は5〜10cmの柄があり5角形で3全裂し更に羽状に細裂する。葉、花茎共に球状の地下茎から出る。花は早春、花茎の先につき白色。地下茎は球形である。

◎参照 原色日本植物図鑑草本II:No.462,日本の野生植物II:61頁
分布 本州(関東地方以西)。
◎府内での分布区域
北部地域、中部地域、南部地域の各地域の山麓に自生する。
生態的特性 石灰岩地を好む傾向がある。
生存に関する脅威 山草栽培目的の採集。道路の拡巾工事。
必要な保全対策 世界的に日本にしかなく、しかもどこにでもはえている植物ではなく、大変貴重なものであるという認識を生育地付近の住民に理解していただくよう働きかけること。
その他 日本固有種


執筆者:西沢 信一 
最終更新 2008.3(環境省カテゴリー変更)
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