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ギョウジャニンニク(エイザンニンニク) Allium victorialis L. subsp. platyphyllum Hulte'n

+ 基礎データ +

項目の解説.....
分類群 種子植物
科名 ユリ科



+ カテゴリー +

(各カテゴリーをクリックすると解説を表示します)
京都府カテゴリー 絶滅危惧種
環境省カテゴリー なし
近畿レッドデータブックカテゴリー 絶滅危惧種C


+ 詳細 +

項目の解説.....
選定理由 近畿地方以北に分布域をもち、京都府・奈良県がその西限となっている。府内では現在わずかに残るのみで、絶滅が危惧される。
形態 深山の林下に群生する多年草で、強いネギ臭がある。葉は長楕円形で無毛、先は鈍頭。葉鞘は長く茎を包む。花期は6〜7月。茎頂に淡黄白色の小花を多数散形状につける。
◎近似種との区別
ネギ属の中で葉が扁平で長楕円形になるのは本種のみ。

◎参照 京都植物24:92頁,原色日本植物図鑑草本III:No.211,日本の野生植物I:36頁
分布 本州(近畿地方以北)、北海道、千島、サハリン(樺太)、朝鮮半島、中国大陸(北部)、カムチャツカ、アムール、シベリア東部。
◎府内の分布区域
中部地域(?)、南部地域(京都市)。エイザンニンニクという名称(別名)は、古くは比叡山に自生していたことを示す。岩崎灌園の本草図譜に「城州叡山にも自生あり」、小野蘭山の本草網目啓蒙には「古は城州比叡山にも自生ありというが今はなし」とある(村田, 1999b)。
生存に関する脅威 森林伐採、食用のための採取が減少の主要因である。
必要な保全対策 山林の伐採や手入れの際には、林床の植物にも配慮が必要である。

文献:村田(1999b) 
執筆者:田中 徹
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