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 トップページ > 野生生物種 > 種子植物 > ヒメノガリヤス

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ヒメノガリヤス Calamagrostis hakonensis Franch. et Savat.

+ 基礎データ +

項目の解説.....
分類群 種子植物
科名 イネ科



+ カテゴリー +

(各カテゴリーをクリックすると解説を表示します)
京都府カテゴリー 絶滅危惧種
環境省カテゴリー なし


+ 詳細 +

項目の解説.....
選定理由 産地が限られ、個体数も少ない。
形態 山地とくに岩場に多い多年草。稈は細く高さ30〜70cm。叢生して大株となる。葉は基部で捻れ、表裏が逆になり本来の下面が上面となって光沢があり、長さは30cmに達する。葉鞘の口部は広がって耳状となり、その背面に短毛がはえる。円錐花序は長さ5〜15cm、枝は各節に2〜5本。小穂は淡緑色ときに帯淡紫色、ふつうややまばらにつき長さ4〜5mm。苞穎はほぼ同形同長。護穎は苞穎と殆ど同長、中央脈は下部で芒となって直立、芒は護穎より短く小穂外に出ることはない。
◎近似種との区別
高山性のタカネノガリヤスが最もよく似て時に混同されることがあるが、稈の基部の鱗片葉がヒメノガリヤスより多く、苞穎は不同長であることなどで区別できる。京都府にはタカネノガリヤスは産しない。京都府に普通にあるノガリヤスはより丈高く護穎の芒は長く小穂外に伸長する。

◎参照 原色日本植物図鑑草本III:No.652,日本の野生植物I:123頁,日本イネ科植物図譜:330頁
分布 千島列島(南部)、北海道、本州、四国、九州、中国大陸。
◎府内の分布区域
中部地域、南部地域(京都市・乙訓地域)。
生存に関する脅威 林道の拡幅や新設。
必要な保全対策 林道の拡幅や新設に先立つ詳細な生物調査が必要である。


執筆者:津軽 俊介
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