ページの先頭です。

共通メニューをスキップする

京都府トップページへ

府政情報 | 暮らし・環境 | 教育・文化 | 健康・福祉・人権 | 産業・しごと | 地域振興 | 京都の魅力・観光

ここまでが共通メニューです


サイト内の現在位置です: 京都府トップ環境・自然・動植物京とあーすレッドデータブック

階層ナビゲーション
 ボタン野生生物種を見る   ボタン地形・地質・自然現象を見る   ボタン自然生態系を見る   ボタン 検索 

 トップページ > 野生生物種 > 種子植物 > エゾノサヤヌカグサ

 レッドデータブック2015に移動する

エゾノサヤヌカグサ Leersia oryzoides (L.) Swartz.

+ 基礎データ +

項目の解説.....
分類群 種子植物
科名 イネ科



+ カテゴリー +

(各カテゴリーをクリックすると解説を表示します)
京都府カテゴリー 絶滅危惧種
環境省カテゴリー なし


+ 詳細 +

項目の解説.....
選定理由 産地が限定され個体数も少ない。村田:近畿地方植物誌39(1998)52頁に芦生とあるのが京都府内唯一の記録である。
形態 水湿地にはえる多年草で全体著しくざらつく。稈は多くは下部倒伏し先が斜上する。長さ(または高さ)50〜100cm。葉身は長さ15〜25cm、幅8〜12mm、両面ざらつく。円錐花序は長さ20cm以上。枝は1本ずつ出て上半部に小穂をつける。小穂はイネのモミ殻に似て長楕円形、緑色の脈を除き全体緑白色、長さ4.5〜6mm、幅1.5〜2mm、1小花からなる。苞穎は退化し消失。護穎の縁には刺状の剛毛が並び、両面には短毛がある。葯は長さ1.2〜1.5mm。
◎近似種との区別
湿地に普通にあるサヤヌカグサが酷似する。小穂は線状長楕円形で細長く全体緑色、護穎の毛は少なく縁の剛毛も短い。葯は長さ2mm。

◎参照 原色日本植物図鑑草本III:342頁,日本の野生植物I:109頁,日本イネ科植物図譜:78頁
分布 北海道、本州、四国、九州、北半球の温帯に広く分布。
◎府内の分布区域
中部地域。
生存に関する脅威 湿地の開発。林道の拡幅や新設。
必要な保全対策 外見が目立たず、希少種と気づかれぬまま諸開発の犠牲となりやすい。湿地開発、林道の拡幅や新設に先立つ詳細な生物調査が必要である。そのうえで諸開発の適否を判断すべきである。


執筆者:津軽 俊介
    トップページ > 野生生物種 > 種子植物 > エゾノサヤヌカグサ

ページの先頭に戻る

お問合せ先一覧 | サイトマップ | ご利用案内 | 個人情報の取扱い | 著作権・リンク等 | このサイトの考え方

Copyright (C) Kyoto Prefecture. All Rights Reserved.