ページの先頭です。

共通メニューをスキップする

京都府トップページへ

府政情報 | 暮らし・環境 | 教育・文化 | 健康・福祉・人権 | 産業・しごと | 地域振興 | 京都の魅力・観光

ここまでが共通メニューです


サイト内の現在位置です: 京都府トップ環境・自然・動植物京とあーすレッドデータブック

階層ナビゲーション
 ボタン野生生物種を見る   ボタン地形・地質・自然現象を見る   ボタン自然生態系を見る   ボタン 検索 

 トップページ > 野生生物種 > 種子植物 > シラコスゲ

 レッドデータブック2015に移動する

シラコスゲ Carex rhizopoda Maxim.

+ 基礎データ +

項目の解説.....
分類群 種子植物
科名 カヤツリグサ科



+ カテゴリー +

(各カテゴリーをクリックすると解説を表示します)
京都府カテゴリー 絶滅危惧種
環境省カテゴリー なし


+ 詳細 +

項目の解説.....
選定理由 かつてはかなり広域に自生していたものが、近年標本の採集や確認の情報は極めて少ない。
形態 丘陵や山間の湿地に叢生する軟弱な多年草。茎は高さ20〜50cm、鋭3稜形でざらつく。葉は幅2〜4mm。小穂は頂生し1個、長さ1.5〜4cmの柱状、雌雄性で上部が雄性。雌花鱗片は卵形で淡色、中肋は緑色。果胞は鱗片より2倍長で5〜6mm、卵形、淡緑色、上部は次第に長い嘴となる。果胞は熟しても開出しない。
◎近似種との区別
ハリガネスゲ、マツバスゲ類と外見がやや似ているが、この2者はシラコスゲのように軟弱ではなく、果胞は果時開出する。

◎参照 日本スゲ属植物図譜2:220頁,原色日本植物図鑑草本III:No.508,日本の野生植物I:153頁
分布 北海道、本州、四国、九州、千島。
◎府内の分布区域
中部地域、南部地域(京都市・乙訓地域)。
生存に関する脅威 湿地開発。林道の拡幅や新設。
必要な保全対策 湿地の開発・林道の拡幅や新設に先立つ詳細な生物調査が必要である。スゲの仲間は目立つ花もつけず、希少種と気づかれぬまま開発の犠牲となる事が多い。


執筆者:津軽 俊介
    トップページ > 野生生物種 > 種子植物 > シラコスゲ

ページの先頭に戻る

お問合せ先一覧 | サイトマップ | ご利用案内 | 個人情報の取扱い | 著作権・リンク等 | このサイトの考え方

Copyright (C) Kyoto Prefecture. All Rights Reserved.