ページの先頭です。

共通メニューをスキップする

京都府トップページへ

府政情報 | 暮らし・環境 | 教育・文化 | 健康・福祉・人権 | 産業・しごと | 地域振興 | 京都の魅力・観光

ここまでが共通メニューです


サイト内の現在位置です: 京都府トップ環境・自然・動植物京とあーすレッドデータブック

階層ナビゲーション
 ボタン野生生物種を見る   ボタン地形・地質・自然現象を見る   ボタン自然生態系を見る   ボタン 検索 

 トップページ > 野生生物種 > 菌類 > カゴタケ

 レッドデータブック2015に移動する

カゴタケ Ileodictyon gracile Berk.

+ 基礎データ +

項目の解説.....
分類群 菌類
目名 スッポンタケ目
科名 アカカゴタケ科
属名 カゴタケ属



+ カテゴリー +

(各カテゴリーをクリックすると解説を表示します)
京都府カテゴリー 絶滅寸前種
環境省カテゴリー なし


+ 詳細 +

項目の解説.....
選定理由 個体数が激減している。
形態 幼菌は卵型で地中生、径2〜3cm、白色、表面にサッカーボール状の凹んだ網目が表れる。成熟すると頂部から裂開し、6〜12網目の籠形の托枝を伸長させて広がり、径3〜7cmの白色球形籠をつくる。托枝の向軸面に暗緑色の果実臭のある粘液状グレバをつける。胞子は長楕円形、径4.5〜6×2〜2.5μm。外国で通称Bird Cage Fungi(Fungus)という。
分布 福島県、茨城県、東京都、愛知県、和歌山県、京都府、大阪府、兵庫県(広く日本全域に分布すると思われるが少ない)。オーストラリア、タスマニア島、ニュージーランド、ブラジル、チリ、南アフリカ、中国大陸。
◎府内の分布区域
清水山(東山区)、将軍塚(東山区)、大文字山(左京区)、宇治市笠取。
生態的特性 発生期は一般に6〜8月というが、2月頃まで発生するのを見ている。臭気はアゲハチョウの幼虫のツノから出す香気に似る。群生することがある。特定の腐植上を好むので、林内の保護に務める。

文献:川村(1932) 川村(1933) 小林(1938) 伊藤(1961b) 今関・本郷(1965) 今関・本郷(1989) 吉見(1981a) 吉見(1986) 今関・大谷ほか(1988) 本郷(1994) 
執筆者:吉見 昭一
    トップページ > 野生生物種 > 菌類 > カゴタケ

ページの先頭に戻る

お問合せ先一覧 | サイトマップ | ご利用案内 | 個人情報の取扱い | 著作権・リンク等 | このサイトの考え方

Copyright (C) Kyoto Prefecture. All Rights Reserved.