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クラマノジャガイモタケ Octavianina asterosperma (Vitt.)O.Kuntze

+ 基礎データ +

項目の解説.....
分類群 菌類
目名 ヒメノガスター目
科名 ジャガイモタケ科
属名 ジャガイモタケ属
クラマノジャガイモタケ画像



+ カテゴリー +

(各カテゴリーをクリックすると解説を表示します)
京都府カテゴリー 絶滅寸前種
環境省カテゴリー なし


+ 詳細 +

項目の解説.....
選定理由 発生地が局所で、減少してきている。
形態 子実体はジャガイモ様の塊形で、ほぼ鶏卵大。表面は白色〜淡黄褐色。傷をつけるとしだいに紫褐色を経て黒色に変化する。基本体は不規則な腔室で1平方メートルに4〜6個、時に迷路状。柱軸は寒天質で樹枝状に分かれる。胞子は短柄をつけ、表面には大きい鈍刺状突起をつけ径12〜20μm(含突起)。
◎近似種との区別
ジャガイモタケ( O.columellifera Kob.)、環境省カテゴリー絶滅危惧I類)はフォルマリンで赤変し、エタノールで淡赤黄色を経て濃青色になるが、本菌はいずれも変色しない。また、切断するとジャガイモタケは青変するが本菌は紫色から紫褐色に変色する。
分布 群馬県、東京都、長野県、京都府、イタリア、アフリカ、北アメリカ。
◎府内の分布区域
左京区の鞍馬山、北白川、大文字山、岩倉、府立植物園及び宇治市、北桑田郡美山町。
生態的特性 モミ林内地中または半地中生。日本の分布はまだ十分調査されていない。
生存に対する脅威 モミ林地の減少。

文献:Lloyd,C.G.(1909) Coker,W.C.&J.N.Couch(1928) 小林(1938) Pilat,A.(1958) 吉見(1986) 吉見(1988b) 今関・本郷(1989) 
執筆者:吉見 昭一
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