ホンショウロ　　

ホンショウロ　Rhizopogon luteolus Fr. et Nordh.

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京都府カテゴリー	絶滅寸前種
環境省カテゴリー	情報不足（DD）

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項目の解説.....

選定理由	発生が減少してきている。発生場所が小範囲である。
形態	子実体は卵形～扁球形で、径１～５cm。表皮は初め白色であるが、黄色を経て褐色となる。基本体は初め淡緑褐色、後に褐色となる。胞子はわずかな小梗をつけ、７～12×3.5～５μm、油球を包含する。わずかに不快臭がある。
分布	東京都（小笠原島父島の琉球松林地内）、愛知県（伊良湖）、京都府、兵庫県（淡路島）、北アメリカ、ジャマイカ、ヨーロッパ、南アフリカ、オーストラリア、ニュージーランド、アジア。 ◎府内の分布区域掛津海岸（網野町）（５～６年クロマツ根に群生）、宝ヶ池（左京区）。
生態的特性	クロマツ林砂地に発生。半地中生であるが、時に地表に出る。芝生地で発生するが尿素散布を嫌い、消滅する。

文献：信陽菌譜　小林（1938）　伊藤（1961b）　今関・本郷（1965）　今関・大谷ほか（1988）　吉見（1986）　
執筆者：吉見　昭一　
最終更新　2008.3（環境省カテゴリー変更）

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