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 トップページ > 野生生物種 > 菌類 > ウスチャセイヨウショウロ

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ウスチャセイヨウショウロ Tuber maculatum Vitt.

+ 基礎データ +

項目の解説.....
分類群 菌類
目名 塊菌目
科名 セイヨウショウロ科
属名 セイヨウショウロ属



+ カテゴリー +

(各カテゴリーをクリックすると解説を表示します)
京都府カテゴリー 絶滅寸前種
環境省カテゴリー なし


+ 詳細 +

項目の解説.....
選定理由 発生場所もわずか特定地域。発生はわずかで絶滅になるかも知れない。
形態 子実体は球状〜塊状。表面は初め白色、次第に淡黄色〜淡黄褐色となる。表面は平滑であるが、時に毛状に菌糸が立ち上りシイ、カシ類の根に纏わる。子のうは楕円形、内部に1〜2個(4個まで)の胞子を入れる。子のう胞子を1個含む場合、子のうは径120×70μm、2個の場合は径120×60μm。子のう胞子は1個の場合は径40μm(刻紋除外)、刺高さは3μm、4個入りの場合は径24〜30μm(刻紋除外)。子実体切片はMelzer液で青変する。
分布 神奈川県、京都府、兵庫県。全国的に情報が少ない。ヨーロッパ(?)。
◎府内の分布区域
松ヶ崎宝ヶ池、府立植物園(左京区)、京都御苑(上京区)。
生態的特性 シイ・カシ林内の地下2〜3cmに発生。オランダでは落葉広葉樹林内とある。
生息地の現状 絶滅危惧種と見てもよい。シイ・カシの根元のすぐ近く。
必要な保全対策 まだ分布がよくわかっていない。発見されにくいので情報も少ない。このままではおそらく不明のままで放置されると思われる。シイ・カシ林の保護が望まれる。

文献:Engler,A.(1938) Hawker,L.E.(1954) Lange,M.(1956) Astier,J.(1998) 
執筆者:吉見 昭一
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