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イボセイヨウショウロ Tuber indicum Cooke et Massee

+ 基礎データ +

項目の解説.....
分類群 菌類
目名 塊菌目
科名 セイヨウショウロ科
属名 セイヨウショウロ属
イボセイヨウショウロ画像



+ カテゴリー +

(各カテゴリーをクリックすると解説を表示します)
京都府カテゴリー 絶滅寸前種
環境省カテゴリー なし


+ 詳細 +

項目の解説.....
選定理由 急激に激減してきている。
形態 子実体はほぼ球状、径2〜4cm、表面は黒色、高さ約1mmのピラミッド型疣状突起がある。子実体内部には暗褐色の地に、淡黄白色〜黄白色の不規則な大理石紋様が見られる。子のうは卵形、径70〜80×60〜66μm、多くは2〜4個の子のう胞子を入れる。胞子は径44〜55×22〜26μmで大小2型があり、その表面は高さ3〜5(7)μmの刺状突起に覆われる。突起は2%KOH液で黒変、Melzer液で青変する。
◎近似種との区別
クロアミメセイヨウショウロ(T.aestivum)と外見は似るが、これは胞子刻紋が刺状突起であるので区別できる。また、フランスで言うクロセイヨウショウロ(T.melanosporum)は胞子の刺状突起が短く、密生しているので区別できる。
分布 神奈川県厚木市、岐阜県、三重県、京都府、広島県神石郡神石町、福岡県英彦山、大分県玖珠郡九重町、大分郡庄内町。
◎府内の分布区域
鞍馬山(左京区)、長岡京市。希少種。
生態的特性 シイ林やカシ林の地下に発生、時に地表に一部露出することがある。秋から初冬にかけて、シイ、コナラ、ナラガシワ林地に稀に発生する。
必要な保全対策 胞子汁をまく。土地を掘らない。

文献:Engler,A.(1938) 吉見(1983) 吉見(1997) 吉見(1998a) 今関・大谷ほか(1988) Astier,J.(1998) 
執筆者:吉見 昭一
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