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 トップページ > 野生生物種 > 陸産貝類 > ニシキマイマイおよびナミマイマイ

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ニシキマイマイおよびナミマイマイ Euhadra sandai sandai および E. sandai communis

+ 基礎データ +

項目の解説.....
分類群 陸産貝類
目名 柄眼目
科名 オナジマイマイ科



+ カテゴリー +

(各カテゴリーをクリックすると解説を表示します)
京都府カテゴリー 要注目種
環境省カテゴリー なし


+ 詳細 +

項目の解説.....
選定理由 基産地(京都)。
概要 京都を代表する大型のマイマイで、原名亜種で山地型のニシキマイマイ、平地型(亜種)のナミマイマイとも、「京都」が基準産地とされている。大型(殻径40〜50mm程度)で、地色が濃色で色帯の発達する傾向のある山地型は、滋賀県西部から京都府の京都市・乙訓地域以北を経て兵庫県にかけて分布する狭義のニシキマイマイ(螺塔が低く特に大型、地色が赤褐色と黄褐色の2型がある)のほか、滋賀県東北部から北陸にかけて分布するコガネマイマイ(オカノマイマイ) E. sandai okanoi(螺塔が低く、地色が黄褐色の型のみ)、兵庫県西部から中国地方にかけて分布するダイセンニシキマイマイE. sandai daisenica(螺塔が高く、地色が赤褐色の型)に区別される。一方、小型(殻径32〜42mm程度)で、淡色(ときに赤褐色〜黒褐色の暗色の型も出現する)、色帯が発達しない(0204型が多いが1234型も出現する)傾向の平地型は、京都府全域の平野部に生息するものを含め、概してナミマイマイと称されている。このようにニシキマイマイの亜種の区分には地理的分布に基づいた変異と、山地〜平地の環境勾配による生態的変異とが混在しており、今後の分類的解明が待たれるところである。なお、若狭湾冠島の集団は、これまでカンムリマイマイE. kanmuriensisとして独立種または亜種として扱う見解もあったが、最新の生化学的分析ではニシキマイマイの地域集団に含まれるものであることが示されている。
その他 日本固有種

文献:東・多田(1969) 長谷川(1998) 松村(2001) 湊(1973b) 中井ほか(2000) 為金(1983) 為金(1985) 丹(1931) 多那瀬・垂井(1972) 
執筆者:中井 克樹
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