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タガメ Lethocerus deyrolli (Vuillefroy,1864)

+ 基礎データ +

項目の解説.....
分類群 昆虫類
目名 半翅(カメムシ)目
科名 コオイムシ科



+ カテゴリー +

(各カテゴリーをクリックすると解説を表示します)
京都府カテゴリー 絶滅危惧種
環境省カテゴリー 絶滅危惧II類(VU)


+ 詳細 +

項目の解説.....
選定理由 産地は京都府を含めてかなり局所的で、個体数も少ない。
形態 日本最大の水生昆虫で、体長48〜65mm。メスの方が大きい。体は灰褐色〜褐色で、前脚はきわめて太い捕獲脚となり、先端には1本の爪がある。後脚は遊泳脚となり、特に脛節は扁平で幅広く長毛が密に列生する。腹端には伸縮自在の呼吸管がある。翅は発達し、特に後翅は不透明な白色で大きい。
分布 北海道、本州、四国、九州、琉球列島に広く分布。
◎府内の分布区域
亀岡市など局所的。
生態的特性および生息地の現況 抽水植物などの水草が多い池沼や緩流(水路)などに生息し、太い前脚で魚やカエル(幼生、成体)、ヤゴなどを捕らえ、それらの血液や体液を吸収する。卵塊は水面上の茎などに産まれ、それをオスが孵化まで保護する。成虫には強い正の走光性がある。乱開発による池沼の減少、農薬による水質汚濁、街灯の増加などによって激減した。


執筆者:林 正美
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