ページの先頭です。

共通メニューをスキップする

京都府トップページへ

府政情報 | 暮らし・環境 | 教育・文化 | 健康・福祉・人権 | 産業・しごと | 地域振興 | 京都の魅力・観光

ここまでが共通メニューです


サイト内の現在位置です: 京都府トップ環境・自然・動植物京とあーすレッドデータブック

階層ナビゲーション
 ボタン野生生物種を見る   ボタン地形・地質・自然現象を見る   ボタン自然生態系を見る   ボタン 検索 

 トップページ > 野生生物種 > 昆虫類 > オオウスバカゲロウ

 レッドデータブック2015に移動する

オオウスバカゲロウ Heoclisis japonica (MacLachlan, 1875)

+ 基礎データ +

項目の解説.....
分類群 昆虫類
目名 脈翅(アミメカゲロウ)目
科名 ウスバカゲロウ科
オオウスバカゲロウ画像



+ カテゴリー +

(各カテゴリーをクリックすると解説を表示します)
京都府カテゴリー 絶滅危惧種
環境省カテゴリー なし


+ 詳細 +

項目の解説.....
選定理由 「人為の加わっていない海岸の砂丘地」という京都府にとって希少ともいえる環境にすみ、かつ砂丘生態系において上位の位置を占める捕食者ゆえその個体数も多くはない。
形態 日本産ウスバカゲロウ類のうちで最も大型の種で、成虫(メス)の体長は40mm程度、前翅長は56mm程度。白色からクリーム色の体色の美しいアリジゴクである。終齢幼虫の体長(大顎を除く)は20mmに達する。
分布 本州、四国、九州。
◎府内の分布区域
北部地域(久美浜町、網野町)。
生態的特性 海岸砂丘の砂の表面下で巣穴を掘らずに餌を待ち伏せしている。砂の表面を歩く昆虫やハマダンゴムシなどを捕食し、時には着地したトンボも砂に引きずり込むことがある。
現状・対策 幼虫は海岸砂丘の海浜植物が疎らに生えた場所に生息する。砂丘の背後にある松林は成虫の生息場所として不可欠である。人工海岸や半自然海岸には生息しない。丹後海岸のような純自然海岸は、本種をはじめとする海浜性アリジゴク類にとって好適な生息場所を提供している。したがって護岸工事やオフロード車による砂浜の破壊は、本種の生息にとって甚大な悪影響を及ぼす。

文献:馬場(1953) 松良(1989) 松良(2000) 
執筆者:松良 俊明
    トップページ > 野生生物種 > 昆虫類 > オオウスバカゲロウ

ページの先頭に戻る

お問合せ先一覧 | サイトマップ | ご利用案内 | 個人情報の取扱い | 著作権・リンク等 | このサイトの考え方

Copyright (C) Kyoto Prefecture. All Rights Reserved.