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オオナガハナアブ Spilomyia gigantea Shiraki, 1968

+ 基礎データ +

項目の解説.....
分類群 昆虫類
目名 双翅(ハエ)目
科名 アブ科
オオナガハナアブ画像



+ カテゴリー +

(各カテゴリーをクリックすると解説を表示します)
京都府カテゴリー 絶滅危惧種
環境省カテゴリー なし


+ 詳細 +

項目の解説.....
選定理由 稀な種で全国的にも数か所の産地しか知られていない。京都府では1ヶ所のみ知られる。また特に良好な自然林にのみ生息し、環境指標生が高く、かつ擬態の好例でもある。ムツボシナガハナアブとともに日本最大級のハナアブである。
形態 大形で、スズメバチに極めて類似する。胸部は黒色で、肩瘤は赤褐色。腹部は黄褐色で各節に黒色の横帯がある。複眼は生時黄色でスズメバチに似るが、死後赤褐色に変色する。
分布 本州の長野、東京、静岡の各県、および九州の大分県の各1ヶ所で記録されている。
◎府内の分布区域
ごく最近、美山町芦生で発見された。
生態および保全対策等 幼虫はおそらく太い朽木に生息すると考えられる。成虫は花に集まる。自然状態をよく残した大規模な森林にのみ生息できるようで、かつ個体数は極めて少ない。本州の記録はすべて30年以上も前のものばかりで、芦生の記録は極めて貴重である。おそらく京都府では、この地域以外に生息地は存在しないと思われる。芦生の原生林を現状のまま保全することが重要である。

文献:奥野・桂(1999) 
執筆者:大石 久志
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