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オオヒカゲ Ninguta schrenckii (Menetries,1858)

+ 基礎データ +

項目の解説.....
分類群 昆虫類
目名 鱗翅(チョウ)目
科名 タテハチョウ科
オオヒカゲ画像



+ カテゴリー +

(各カテゴリーをクリックすると解説を表示します)
京都府カテゴリー 準絶滅危惧種
環境省カテゴリー なし


+ 詳細 +

項目の解説.....
選定理由 府内では、南部地域の限られた地域だけに分布するため。
形態 前翅長35〜45mmの大型のヒカゲチョウ。翅表は淡黒褐色で、後翅に5個の黒紋列がある。裏面は淡褐色だが、個体によって黄色っぽいものから白っぽいものまで変異がある。裏面には普通前翅に1〜2個、後翅に6個の眼状紋がある。
◎近似種との区別
本種と見誤るような近似種はいない。
分布 北海道、本州。分布は局地的である。
◎府内の分布区域
南部地域(宇治田原町、加茂町、笠置町、南山城村)に局地的。
生態的特性 雑木林や水田の周辺の湿地や草地などが主な発生地で、幼虫の食草は主にカヤツリグサ科のスゲ類である。年1化性で、成虫は6月下旬〜8月頃に見られ、夕方活発に飛翔する。2〜3齢幼虫で越冬する。
生息地の現状 府内では南部地域に局地的な発生地があるが、個体数は多くない。
生存に対する脅威 開発や道路拡張などによって、発生地が破壊されたり、消滅することが心配される。
必要な保全対策 現在わかっている発生地とその周辺の環境を保全するとともに、開発等によって破壊されることがないよう、監視する必要がある。

文献:猪又(1976) 川副・若林(1976) 福田ほか(1984) 藤井ほか(1984) 藤岡(1975) 松香(1994) 渡辺(1991) 
執筆者:藤井 恒
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