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イマニシマダラカゲロウ Ephemerella imanishii Gose,1980

+ 基礎データ +

項目の解説.....
分類群 昆虫類
目名 蜉蝣(カゲロウ)目
科名 マダラカゲロウ科



+ カテゴリー +

(各カテゴリーをクリックすると解説を表示します)
京都府カテゴリー 要注目種
環境省カテゴリー なし


+ 詳細 +

項目の解説.....
選定理由 イマニシマダラカゲロウは、比較的規模の大きな河川の平地流に普通の種であったが、近年急速に個体数が減少しつつある。分布域の現状や減少の理由は不明であるが、本来の生息地が渓流が扇状地に出たあたりに位置することから、砂防工事や農耕地の区画整備や灌漑排水路整備による自然度の低下などが原因として考えられる.また、滋賀県では、湧水を水源とする田園地帯の小川でも確認されているので、河川や水路における湧水環境の枯渇も減少の原因になりうる。いずれにしても、本種が要求する生息場所は、里山的な地域に対応しており、こうした場所の環境変化が鋭敏にあらわれている可能性がある。
概要 本種は、今西(1940)の"sp. nF" として記載された種であり、幼虫では頭部と胸部の背面に突出した長大なとげで、成虫では交尾器の形で他種から区別することができる(御勢,1980e)。本種は河川中流域や平地の小川に分布し、生息場所は比較的緩い流れの水草帯や礫底である。府内では、賀茂川の柊野近辺や、桂川、由良川の中流域から記録されている(竹門, 1990)。

文献:今西(1940) 御勢(1980e) 
執筆者:竹門 康弘
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