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コマバムツボシヒラタアブ Scaeva komabensis (Matsumura, 1917)

+ 基礎データ +

項目の解説.....
分類群 昆虫類
目名 双翅(ハエ)目
科名 ハナアブ科



+ カテゴリー +

(各カテゴリーをクリックすると解説を表示します)
京都府カテゴリー 要注目種
環境省カテゴリー なし


+ 詳細 +

項目の解説.....
選定理由 環境指標性が高い。元来少ない種であるが、さらに最近減少の兆候が見られる。
形態・生態および保全対策等 典型的なヒラタアブであるが、他種とは腹部の斑紋が勾玉状であることで区別できる。ただし、最近別の近縁種が発見された。極東ロシアおよび北海道、本州、四国、九州に分布。京都府では京都市東山と大江山で発見されている。幼虫はアブラムシを捕食する。年数回発生し、成虫は夏期山地に見られ、晩秋に平地に降りて越冬し、春再び山へ移動するという、移動性の種と考えられている。東山での観察では、1990年代初めまで越冬前後の移動個体が見られたが、以降環境の悪化とともに姿を消した。マルヒラタアブ等他の移動性のハナアブも同様な傾向にある。これら移動性の昆虫の保全には、両方の生息地を保護するという新しい観点が必要である。

文献:大石・別府(1999) 
執筆者:大石 久志
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