ツブテゴケ　　

ツブテゴケ　Brachythecium glareosum (Spr.) Bruch&Shimp.

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京都府カテゴリー	絶滅寸前種
環境省カテゴリー	なし

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項目の解説.....

選定理由	全国的に稀な種で、府内でもただ１ヶ所からのみ知られている。ただし、ツブテゴケが含まれるアオギヌゴケ属は分類学的な整理が進んでおらず、今後の研究成果によっては見直しが必要となる可能性がある。
形態	植物体は中型、葉は茎に対して丸くつく。葉には縦じわがある。葉縁は全体に細かい鋸歯を持つ。蒴柄は平滑。蒴は曲がり、傾いてつく。 ◎近似種との区別本属の分類は完成しておらず、種の識別は一般に極めて困難である。
分布	本州、九州。北半球に広く分布。 ◎府内の分布区域美山町芦生演習林（内杉谷～欅坂）。 ◎近似種との比較ケヒツジゴケやヒロハフサゴケは国内に広くごく普通に分布する。
生態的特性	地上や岩上に生育する。
生存に対する脅威	生育地の攪乱。
その他	日本固有種

文献：Takaki（1955）　
執筆者：秋山　弘之

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