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イワマセンボンゴケ Scopelophilla ligulata (Spruce) Spruce

+ 基礎データ +

項目の解説.....
大分類 コケ植物
小分類 蘚類
科名 センボンゴケ科



+ カテゴリー +

(各カテゴリーをクリックすると解説を表示します)
京都府カテゴリー 絶滅危惧種
環境省カテゴリー なし


+ 詳細 +

項目の解説.....
選定理由 銅などの鉱物を含む強酸性の岩上などに生育する生態的に興味深い種である。府内では2ヶ所で確認されているのみで希少である。
形態 植物体は黄緑色で褐色がかり、茎は長さ20〜30mm。葉形に変異が大きいが、一般に幅広くて舌形、円頭〜鈍頭、長さ1.5〜3mm、乾くとゆるく巻縮する。葉縁はほぼ全縁、中肋は葉頂下に終わる。葉身細胞は六角形〜矩形で長さ8〜10μm、薄膜、表面に微小なベルカが見られる。葉縁は黄味がかった厚膜の2〜3列の細胞に縁取られる。
分布 本州〜九州:世界各地に広く分布。
◎府内の分布区域
美山町京都大学芦生演習林、京都市北区菩提の滝〜鷹ヶ峰。
生態的特性 銅などの金属イオンを含む岩上。
生息地の現状 芦生では岩壁上に安定した群落が確認できた。
生存に対する脅威 森林伐採、登山道の改修など。
必要な保全対策 芦生では現状が維持されれば問題はないと思われる。

文献:岩月・水谷(1972) Noguchi(1988) 
執筆者:木村 全邦
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