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ヤマシログモ Scytodes striatipes (L. Koch 1872)

+ 基礎データ +

項目の解説.....
分類群 クモ類
目名 クモ目
科名 ヤマシログモ科



+ カテゴリー +

(各カテゴリーをクリックすると解説を表示します)
京都府カテゴリー 絶滅危惧種
環境省カテゴリー なし


+ 詳細 +

項目の解説.....
選定理由 全国的に採集例が稀であり、京都府でも1回しか採取されていないため。
形態 体長5〜8mm。眼は6個で、後中眼を欠く。頭胸部の後半部分が隆起し、身体は濃紫色である。
◎近似種との比較
ヤマシログモの身体が濃紫色であるのに対して、ユカタヤマシログモの背甲と腹部は黄褐色で、褐色の対斑がある。歩脚に輪紋がある。ただし、ヤマシログモの幼体は黄褐色で、同定に注意を要する。頭胸部後方の隆起は、ユカタヤマシログモの方が著しい。
分布 本州、四国、九州、南西諸島に分布する。京都府では、京都市で1回だけ採取されている。
生態的特性 ヤマシログモ属のクモは、頭胸部の後方が著しく隆起している。これは、粘糸をつくる器官が内蔵されているためである。徘徊性のクモで、口から粘糸を放出して獲物を捕らえ、欧米ではspitting spiders と呼ばれている。生活史は不明である。
生息地の現状 家屋内の床下や押入などや屋外の暗所に棲む。
特記事項 日本蜘蛛学会は本種を環境省の絶滅危惧種IAとしてRDBに登載するように提案したが、屋 内性の動物はその対象にならないとして、登載されなかった。しかし、屋内にだけ生息する わけではなく、採取例が極めて稀であることことから、京都府の絶滅危惧種とした。
その他 日本固有種

文献:小野(1966) 八木沼(1986) 新海・高野(1984) 
執筆者:吉田 真
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