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キノボリトタテグモ Ummidia fragaria (Doenitz 1887)

+ 基礎データ +

項目の解説.....
分類群 クモ類
目名 クモ目
科名 トタテグモ科



+ カテゴリー +

(各カテゴリーをクリックすると解説を表示します)
京都府カテゴリー 準絶滅危惧種
環境省カテゴリー 準絶滅危惧(NT)


+ 詳細 +

項目の解説.....
選定理由 環境省の準絶滅危惧種に指定されており、京都府でも生息地が限定されているため。
形態 体長メス10〜11mm、オス6〜8mm。全体が黒紫色。液浸にすると頭胸部は褐色となる。
分布 本州(関東地方以南)、四国、九州、南西諸島。京都府では、京都市、八幡市、京田辺市で採取または確認されている。
生態的特性 マツ、ヒノキ、スギなどの木の幹に長さ2〜3cmの袋状の住居をつくり、片開きの蓋をつける。住居や扉の表面は樹皮やコケで偽装されている。コケの生えた石垣や岩の上にも住居をつくることがある。本種は、住居の口縁に第1脚をかけ、扉を少し持ち上げて待機し、近くを通る昆虫などを襲って住居の中で摂食する。7〜9月に産卵する。卵のうあたりの卵数は30〜130。孵化した仔グモは翌年の4月まで親と同居し、その後に分散する。成体になるまでの期間はわかっていない。
生息地の現状 神社・仏閣・城址などでの発見が多い。中部地方では、海岸から標高700mの山地まで広く分布する。これは年平均気温が12℃以上の地域である。
その他 日本固有種

文献:八木沼(1986) 新海(1992) 新海・高野(1987) 畑守他(1997) 須賀(1985) 須賀(1987a) 須賀(1987b) 須賀(1989) 
執筆者:吉田 真
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