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琵琶湖疏水分流調査
執筆者:細谷 和海

調査日平成11(1999)年7月19日午前10時〜午後3時
場所琵琶湖疏水分流(京都市左京区)
1.京都大学農学部グラウンド横
2.銀閣寺道横
3.哲学の道横
参加淡水魚類分科会(細谷和海、林 博之、足羽 寛、辻野寿彦)
調査目的   琵琶湖およびその下流の淀川水系は、現在ブラックバスやブルーギルなどの外来魚類のために河川生態系が破壊され、多くの在来種の地域的な絶滅を引き起こしている。しかし、疏水分流においては、それら外来魚の侵入密度が低く、多くの在来種が残存しているとされている。そこで、京都市内の代表的な水路である疏水分流において、希少淡水魚類の生息状況や生態系の現況把握のための現地調査を行った。

調査内容



概 要
琵琶湖に通じる琵琶湖疏水の分流に生息する淡水魚類の現状を調査する目的で選定された。
京都大学農学部グラウンド横
(京都大学農学部グラウンド横)
哲学の道
(哲学の道)
銀閣寺道
(銀閣寺道)
調査方法
追い込み網、タモ網、網モンドリによる採集。
調査方法
タモ網、サデ網
調査結果
:淡水魚類相の特徴


採集物 ギンブナCarassius auratus langsdorfi 1個体
オイカワZacco platypus 1個体
カワムツA型Z. sp. 7個体
ムギツクPungtungia herzi 7個体
カマツカPseudogobio esocinus 8個体
ヤリタナゴTanakia lanceolata 28個体
アブラボテT. limbata 3個体
カネヒラAcheilognathus rhombeus 7個体
ブルーギル* Lepomis macrochirus 2個体
ドンコOdontobutis obscura 11個体
トウヨシノボリRhinogobius sp. OR 3個体

※標準和名の右肩に*がついているものは外来種(亜種を含む)

カワムツA型やカネヒラ、アブラボテ、ヤリタナゴなど現在琵琶湖では減少傾向にある魚 類が採集され、京都市内の他の水域とくらべても良好な環境にあることが明らかとなった。

カネヒラ
(カネヒラ)
貝類
(貝類)



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