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八丁平調査

調査日平成12(2000)年7月9日(日)、7月20日(祝)、8月27日(日)、9月19日(火)、10月15日(日)
場 所八丁平周辺(京都市左京区)地図
参 加昆虫 II分科会、昆虫 III分科会、種子植物・シダ分科会、コケ植物分科会
調査目的 近畿地方以西では数少ない高層湿原であり、また京都市の管理により手つかずの自然が残されている八丁平について、その現状と希少動植物の生息状況を把握するため、合同で現地調査を行った。

調査内容


[1]昆虫 III分科会    執筆者:荒谷 邦雄

調査日 平成12(2000)年9月19日
調査者 昆虫 III分科会(荒谷邦雄、水野弘造)
概 要  平成12年9月19日に調査を実施。近畿地方以西では数少ない高層湿原であり、また京都市の管理により良好な自然環境が保全されている八丁平とその背景にそびえる峰床山において甲虫類及び直翅類相の調査を行った。
調査方法  大型種に関しては目視による観察、捕虫網等による採集を、小・中型種に関しては捕虫網によるスィーピングや叩き網を使用した採集を行った。また、地表性や落葉中の微少甲虫類は篩(ふるい)を用いて選別・採集を行った。水生甲虫類に関しては水網による捕獲を試みた。さらに、瓦礫や腐朽材中の甲虫相の調査も行った。
調査結果  調査の結果、合計24科60種あまりの甲虫類が確認された。その内訳は以下のとおりである。
クワガタムシ科6種(コルリクワガタ、アカアシクワガタ、スジクワガタ、コクワガタ、ミヤマクワガタ、ノコギリクワガタ)、オオキノコ科3種(カタモン、キボシチビ、シベリアチビ)、カミキリ科3種(マヤサンコブ、クモノスモンサビ、ドイ)、ナガクチキ科2種(アカオビニセハナノミ、カバイロニセハナノミ)、ハムシ科2種(キクビアオ、ハネナシトビ)、ケシキスイ科3種(ヨツボシアカマル他)、タマムシ科1種(ソーンダースチビ)、コキノコ科1種(オオ)、ゴミダマシ科3種(ヨツボシ他)、テントウダマシ科1種(カタモン)、ホソカタムシ科1種、ホソヒラタムシ科2種、ミジンムシ科1種、ツツキノコ科1種、ムクゲキスイ科2種、テントウムシ科1種、デオキノコ科1種、タマキノコ科3種、ゴミムシ科3種、ヒゲナガゾウ科2種、ゾウムシ科8種、ホソクチゾウ科1種、キクイムシ科1種、ハネカクシ科7種、アリヅカムシ科1種。このうち、京都府レッドデータブックでは絶滅危惧種に指定されたコルリクワガタやゾウムシ類などで、分布新記録があった。



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