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由良川自然堤防 ゆらがわしぜんていぼう
概要図

+ 基礎データ +

項目の解説.....
分類 河川地形
細分 自然堤防
地域 加佐郡大江町有路地区〜舞鶴市桑飼地区



+ カテゴリー +

(各カテゴリーをクリックすると解説を表示します)
京都府カテゴリー 消滅危惧


+ 詳細 +

項目の解説.....
選定理由 教育上、地形研究上注目すべき地形。
概要 由良川中・下流には流路の滑走斜面側に自然堤防が見事に発達している。この地域の自然堤防は長く、また幅は100〜200mと狭い。かって、由良川沿いには桑が植えられ洪水の被害を防ぐ工夫がなされていたが、この地方の地場産業であった養蚕業はほとんど消滅してしまった。現在桑畑は若干残るのみである。自然堤防上からは桑飼下遺跡など縄文時代の集落跡が発掘され、当時の生活や古環境を知る貴重な遺物が出土している。現在は水田を中心とした農作物が栽培されている。ここでは谷幅の狭さと河床の緩勾配が、洪水時の大きな水位上昇をまねく。人々は洪水を防ぐため盛土をしたところに家を建てたり、山際の小高い土地に建てたりして暮らしている。洪水時には、この自然堤防は濁流に浸かってしまう。これは由良川の河床勾配が大変緩やかでかつ流量が多いこと、山が迫り流路幅が極めて狭いことが原因である。現在この地域も河川改修がかなり進み、コンクリート護岸壁や築堤、自然堤防上では圃場整備などが行われ、人工改変が急速に進行している。

文献:籠瀬(1975) 小橋(1985) 
執筆者:塩見 良三
写真
5万分の1 大江山
写真
舞鶴市桑飼上より由良川低地の下流を見る
写真
大江町高津江より由良川上流側を見る
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