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鴨川・高野川の浸水想定区域図

 鴨川は、平安時代の昔から暴れ川として知られており、近年においても、昭和10年の鴨川大洪水の際には、鴨川が氾濫し京都市内に大きな被害をもたらしました。

  この洪水を契機に、抜本的な河川改修が行われ、最近では、三条大橋から七条大橋間の「花の回廊」整備など計画的に治水対策を進めてきております。これらの効果 もあり、70年近く鴨川による洪水被害は起こっていません。

 今後とも、100年に一度の洪水にも耐えられるように着実に治水対策を進めていく必要がありますが、それにはまだ、時間と多くの費用を要します。また、近年、東海豪雨など国内外で想定を越えるような異常な降雨が発生している状況を踏まえ、府民の皆様の洪水時の円滑かつ迅速な避難を確保し、洪水による被害の軽減を図るため、鴨川氾濫という「万が一」の場合を想定し、浸水想定区域図を策定し、府民の皆様にお知らせすることとしました。

 この浸水想定区域図は、水防法の規定を踏まえて、鴨川改修計画の基本となる降雨である概ね100年に1回程度起こり得る大雨(3時間雨量:122mm)により鴨川が氾濫した場合に想定される浸水状況を氾濫計算により求めたものです。

 鴨川は、流域面積が小さいことから、上流での降雨が洪水として市街地部に到達するまでの時間が短く、短時間での降雨が鴨川の流量に与える影響が大きいため、3時間の流域平均の降雨量を鴨川改修計画での基本の降雨として採用しています。

 この浸水想定区域図は、複数の箇所で堤防が壊れたり、水があふれたりしたときの氾濫区域を重ね合わせたものであり、想定される最大の区域と水深を示しています。実際は、それらのうちの限られた箇所が氾濫し、その箇所から浸水区域が広がり、徐々に深くなります。

 この氾濫計算にあたっては、桂川、宇治川、天神川や支川及び内水による氾濫等を考慮していませんので、この浸水想定区域以外においても浸水が発生する場合や、想定される浸水が実際の水深と異なる場合があります。

 なお、国土交通省管理の桂川、宇治川に関する東海豪雨規模の浸水想定区域図については、平成14年6月に公表されています。

鴨川・高野川浸水想定区域図( PDFファイル ,2MB)

鴨川・高野川浸水想定区域図(JPEGファイル)

参考
東海豪雨規模の降雨による想定について
昭和10年の鴨川大洪水とその後の治水対策について

浸水想定区域図の作成(戻る)