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河川の危険性を知ってください。急な増水と事故の状況

親水施設のある河川での急な増水や事故の状況

急な増水のデータと事故の状況をお知らせします。河川の危険性を知って、安全に川を利用してください。

急な増水が起きた河川

・京都府が管理する373河川のうち、80河川に379箇所の親水施設(※1)があります。
・この80河川のうち「10分間に50cm以上水位が上昇した河川」は、次のとおりです。

河川名(市町名) 10分間で上昇した水位(※2)
岩倉川(京都市)  82cm
天神川(京都市) 154cm
山科川(京都市)  95cm
旧安祥寺川(京都市) 102cm
小畑川(京都市・向日市) 164cm
小泉川(長岡京市・大山崎町) 134cm
古川(城陽市・久御山町)  91cm
大谷川(八幡市)  54cm
井関川(木津川市) 104cm
筒川(伊根町)  67cm
竹野川(京丹後市)  72cm

 

例えば50cm増水すると青いところまで水が来て、大人でも歩行が難しくなります。子供にとっては、それ以下の増水でも危険です。早めの避難が何より重要です。

(※1)「親水施設」とは、水際におりる階段や坂路、飛び石、水際の散策路など、河川に親しんでいただける施設を指します。
(※2)本データは水位観測所での値です。そのため、親水施設でのデータとは異なることもあります。

 大雨洪水注意報の発表前でも増水します

・大雨洪水注意報の発表前に、水位が急に上昇する場合もあります。
・注意報が発表されていなくても、上流で雨が降っている時には速やかに河川の外へ避難してください。

 

 ※水位計の設置されていない河川においても、急な増水の危険性はありますので、周辺の雨量・水位情報にご注意ください。

京都府内の雨量・水位情報、河川に設置したカメラの映像は、次のリンク先を御覧ください。

 京都府河川防災情報(外部リンク)

 京都府管理河川における水難死亡事故

平成15年度以降、府管理河川における水難事故で、11名の方が亡くなられています。

河川水難事故の特徴

1.海水浴場やプールには、監視員などがいて、利用者の安全を確保されていますが、河川は、自由に使っていただける反面、その様な監視がありません。そのため、事故の発見が遅れたりすることも少なくありません。
2.河川の水難事故は、水遊びや魚とり・釣りをしていて着衣で溺れる方が多く、水の流れが速いため泳げる方でも溺れることがあるのが特徴です。ライフジャケット(救命胴衣)など活動に合った準備が大切です。
3.平成20年夏期(6月から8月まで)の警察庁公表資料によると、全国で河川水難事故は217件(子供51件)発生しており、122人(子供19人)が亡くなられています。(子供とは中学生以下)

・河川利用者への注意事項は、次のリンク先を御覧ください。

  河川の急な増水にご注意ください 

お問い合わせ

建設交通部河川課

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

ファックス:075-432-6312

kasen@pref.kyoto.lg.jp