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生活環境の変化や医学の発達により感染症などの急性疾患が急激に減少し、日本人の平均寿命は飛躍的に伸び、世界一の長寿国になりました。一方で、出生率の低下による少子・高齢化が進み、2020年には4人に1人が65歳以上の高齢者という超高齢社会を迎えます。
また、京都府の少子・高齢化は全国平均を上回る勢いで進行しており、このままいけば、病気や介護による負担が極めて大きな社会になると考えられます。
21世紀は、早死を減少させるとともに、健康で長生きをするという、いわゆる「健康寿命」の延伸を図り、自立した生活を送ることができるよう、生活の質の向上を目指した取組が求められています。
そのため、個人の健康観に基づいて府民一人ひとりが健康的な生活習慣のあり方を理解し、がん、心臓病、脳卒中などの生活習慣病にならないよう、日ごろから主体的に健康づくりに取り組んでいくことが基本となります。
健診による病気の早期発見・早期治療(二次予防)に重点を置いた従来の健康づくりにとどまらず、病気にかからないために普段から健康増進に努め、発病を予防する「一次予防」に重点を置いた健康づくり
各自が努力するだけだなく、個人の主体的な健康づくりを関連するあらゆる機関や団体が一体となって、社会全体が支援していくための環境整備
健康づくり運動を効果的に推進するため、健康づくりに関わる関係者が情報を共有し、共通の認識を持った上で科学的な根拠に基づいた具体的な目標値の設定と評価
寝たきりや痴呆にならない状態で、健康で明るく元気に生活できる期間のこと
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