第1回京都府営水道ビジョン検討部会開催結果
1 開催日時
平成28年11月7日(月曜日)17時30分~19時35分
2 場所
京都タワーホテル「桜」
3 出席者
【委員】
西垣部会長、池淵委員、伊藤委員、太田委員、小林委員、
佐藤裕弥委員、佐藤陽子委員、田中委員、田野委員、山田委員
【事務局】
環境部長、公営企業管理監、環境部理事(建設整備課長事務取扱)、
府営水道事務所長、公営企画課長ほか
【受水市町】
府営水道関係市町担当部課長ほか
【傍聴者】
1名
4 開催結果の概要
- 本検討部会の部会長として、西垣泰幸龍谷大学経済学部教授が選出された。
- 府(事務局)から、以下の項目について説明。1について第2回部会で意見を聴取、2について引き続き審議を深めることを確認。
- 京都府営水道ビジョンの改訂及び取組状況について
- 受水市町との取組について
- 今後の開催予定と審議内容について
5 主な意見
取組状況について
- ビジョン策定時以降に出てきた新たな課題を取り上げていく必要がある。
受水市町との取組について
- 社会資本の中でも水道施設はかなりのウエイトを占めるもの。府から受水市町へアセットマネジメントのデータを示して説明することは意味がある。
- 研修会や会議における情報共有等のレベルにとどまった対応策が、受水市町の抱える技術の継承や職員不足などの課題を解決する有効な取組となるか吟味する必要がある。(新たな着眼点として公民連携等広域連携事例の紹介あり)
- 若年層の技術職員が不足しており、10年後、20年後に明らかなサービス低下が見込まれる。現時点では想像し難いため、必要な対策が行われていないのではないか。どのように見える形で準備しておくのか、今から検討が必要。
- 将来の水需要については、受水市町からのヒアリングも大切であるが、府が本来必要な水需要はどのくらいであるかを独自で試算して、適正な施設規模を決めていってもいいのではないか。
6 主な質疑
取組状況について
→改訂時の最新実績を掲載する予定。実績については、毎年度ホームページでも公表しているところ。
受水市町との取組について
- 水道施設の管理を外部委託する際には、受託業者に資格を求めているのか。
→府営水道の場合、総括責任者は水道技術士や水道施設管理技士の2級以上の資格を有した技術者を求めている。一方、府営水道が事業を実施するのに必要な電気主任技術者や危険物取扱者などについては、府で資格者を置いている。
- 受水市町単独では困難な課題に対して、府営水道が中心となってまとめ役を担うことは非常に重要であるが、具体的にどのような困難を想定し、まとめ役としてどのような役割を担おうと考えているのか。
→この部分は非常に重要であると認識。ビジョンへの掲載は抽象的な部分もあるので、取組については具体的に考えて相談したい。
- 中間改訂では、研修会や検討会などの具体的な話と広域化や共同化といった大きな話とどちらに軸足をおくのかによって、議論のポイントが異なってくると思うが。
→10年先を考え、今後、どういう方向に進んでいかなければならないのかということを何らかの形で書き込みたい。その上で、具体的に今何をしていくべきかも議論していきたい。
添付ファイル