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第3回京都府営水道ビジョン検討部会開催結果

1 開催日時

平成29年3月24日(金曜日)16時30分~19時00分

2 場所

京都ガーデンパレス「祇園」

3 出席者

【委員】

西垣部会長、伊藤委員、太田委員、小林委員、佐藤陽子委員、田野委員、山田委員

【事務局】
環境部長、公営企業管理監、環境部理事(建設整備課長事務取扱)、府営水道事務所長、公営企画課長ほか

【受水市町】
府営水道関係市町担当部課長ほか

【傍聴者】
7名

4 開催結果の概要

下記について意見を聴取、引き続き審議を深めることを確認。

  1. 受水市町との連携や将来のあり方に係る委員意見集約について
  2. 京都府営水道ビジョンの取組の見直しについて
    1. 経営改善に向けた取組
    2. 広域水運用の活用
    3. 水質管理の強化
  3. 建設改良計画について

5 主な意見

1. 受水市町との連携や将来のあり方に係る委員意見集約について

  • 他事業者に目をむけると、これまでの枠組みにとらわれない検討が始められている。本文中に「広域化も含め様々な可能性について、課題等の整理に取り組む」とあり、府営水道でも同様の取組を始めていくことと理解した。
  • 事業統合や企業団化は、市町が水道事業の主体から手を放すことに繋がる。全国の事例では、市町村長に統合のメリット等を認識してもらうことで広域化を実現している。市町村長レベルで共通認識を持ってもらう仕掛けが必要。
  • 広域化の議論を進める場合、その必要性を分かりやすく住民に説明することが必要。
  • 受水市町、府営水道と各々が別に課題を考えるのではなく、府営水道が受水市町の抱える課題を整理して解決策を示して欲しい。府営水のメリットを住民にもっと理解してもらえるように受水市町も検討して欲しい。
  • 府営水を受水していることのメリットを、市町から住民にPRしてもらえるよう、もう少し具体的に記載してはどうか。

2. 京都府営水道ビジョンの取組の見直しについて

a. 経営改善に向けた取組

  • 府営水道はこれまで必要最小限の経費しか料金に算入していないということだが、将来の更新需要に対して備える費用を算入していないことが分かるように表現を工夫してはどうか。
  • 全ての経費を総括原価で料金算入していくのが公営企業の大原則である。抽象的でいいので、今後収益性を向上させるための取組を明示しておいた方がいいのでは。
  • 収益性の向上に関する取組について、次期料金算定に繋がるように検討課題として具体的に示した方が良い。

b. 広域水運用の活用

  • 広域水運用については、経験とノウハウが蓄積されてきており、技術の継承がされていくものと考える。継続的に検証を実施するべき。

c. 水質管理の強化

  • 厚生労働省が新たに示している水道水質基準値超過時の給水制限や摂取制限等の対応について、府営水道においても今後検討していく旨、記しておいた方がよい。

3. 建設改良計画について

  • 10年間の取組に対してどの程度達成したか、今後の新規事項等、総括的な整理をしておいた方が良い。

添付ファイル

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